たとえ小さくても「美しくGOOD」とはこういうことかと、
最近フェスを開催したりマルシェに訪れるたびに出店者さんたちの姿を見てしみじみ感じます。
松華堂の千葉さんがプレゼンでよく、
「小さくても特色があってGOODな経営が成り立つ社会」
「BIGになる前にGOODになろう」
「好きなことを、適材適所で、適正規模で」
とおっしゃっている意味を実感します。
いつも出店していただいているパン屋さんやカフェ、ものづくりをしているみなさんは、
自分たちにとって大切なことをちゃんとわかっていて、
美しいと心から思えるものをつくって売ってらっしゃいます。
なのでとても人をしあわせにする力、人を惹きつける力を持っています。
にこやかだし、軽やかだし、健やかだなあと感じます。
こういう小さな美しさが溢れたら、きっと今よりも素敵な世界になるんだろうなと思います。
自分のフェスでの出店者のみなさん、
東京の西側で出会うお店のみなさんから、
学ぶことが本当にたくさんあります。
一方で、
もちろん本当にいいものをたくさんの人に届けたい、
社会で大きく素晴らしいインパクトを生み出したいというのも必要だし、
そういうやり方を選んでいる方々も尊敬しています。
本当に社会変革を起こしたくて日々頑張っている方々が、
「小さいことは無力である」と言っていたことも一理あると思います。
世界には今すぐどうにかしないといけない社会課題や、
苦しんでいるひとはたくさんいるので。
そういう方々の気持ちは、特に震災後から痛いほど感じています。
いろいろ考え方はありますが、
どんなかたちであれ、
自分にあったやり方や大きさで「美しくGOOD」なことをみんなしていったらいいんだなと思います。
そしたら世界は明るくなるんだろうなと。
それが結局HaTiDORiのコンセプト、
「小さくても、わたしはわたしにできることを」と同じなのに、
今になってやっと気づくわたし。
わたしはすぐに迷うしぶれるし、
もっと大きくしたいという気持ちを持ってしまうので、
しょっちゅう足元を救われます。
わたしは一度やってみて失敗しないとわからないようなので笑、
これからもたくさんつまづくとは思いますが、
自分にとって本当に「美しくGOOD」な在り方を探してもがいていきたいなと思います。